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旅行者が沖縄民謡をよく耳にするのは?

私自身は三線の音を聴くと眠くなる。だが、これは幼児体験が影響しているように思う。子供の頃、夕食をすませてひと息ついているとき、ほろ酔いかげんのおじさんがつま弾く三線がよく聞こえてきた。これは「三線の音色」イコール「夜更け」のイメージが、私の個人的な記憶と結びついているためだと思う。これは旅行者だって同じこと。旅行者が沖縄民謡をよく耳にするのは、沖縄県内の観光地や、琉球料理の店などである。つまり、ことさらに亜熱帯の南国であることを強調されている場所だということ。そういうところに「うおおおおおおっ!観光するぞおおっ」という意気込みでくる人はいない。時間に追われる日常から離れた位置にある「観光地」のBGMとして沖縄民謡が耳に入ってくる。沖縄のラジオ番組では、午後3時頃に沖縄民謡を流す番組が集まっている。暑さがピークを過ぎ、仕事をひと休みしてオジイやオバアが「サンジジャー(3時のお茶)」をとる時間帯だ。この気だるい時間に、ふっと耳に入るゆったりした沖縄民謡……。沖縄民謡の癒し効果説はそんな複合状況が整ってはじめて成り立つのではないか……、私はそうニラんでいるんだけど。

米原で20時36分発の新快速3667M

米原で20時36分発の新快速3667M(土曜・休日は3257M)に乗り換え、新大阪には21時54分、大阪に21時59分に着く。「1395M〜8321M(「はやたま」)」「ムーンライト八重垣」それぞれの発車時刻までは、若干余裕がある。その間に飲物・食べ物などの仕入れを済ませてしまおう。新宮・出雲市から名古屋・益田へのアウト次に、各コア列車からのアウト。まずは「1395M〜8321M(はやたま)」だ。新宮に着いたら、西へ戻るか東へ進むかのどちらかだ。とはいえ新大阪からきたのだし、西へ戻るのも面白昧はない。というわけで、車へ進むルートを紹介しよう。新宮はJR西日本とJR東海の境界駅になっていて、同駅以西はJR西日本の管轄する紀勢西線、同駅を越えた東はJR東海の管轄する紀勢車線となっている。また、電化・非電化の境い目でもあり、西線には電車が走り、東線には気動車が使われている。紀勢東線名古屋方面へは、6時05分発の324Dに乗るしかない。と、ここでも1999年のダイヤ改正の影響が出ている。乗り継ぎには大きな変化はなかったものの、車両面では1999年夏とは様相が変わっている。1999年12月改正まで、紀勢東線には国鉄急行色(クリーム地に朱色の帯)のまま活躍していたキハ58系急行型気動車が使われていたが、改正を機に同線から引退。貴重な存在だった懐かしい鉄道の老兵が姿を消しか。また、その前の10月改正では、紀勢西線紀伊田辺〜新宮間で165系急行型電車の運行が大幅削減。新宮名物たった国鉄時代を彷彿とさせる165系とキハ58系の顔合わせは、二度と見られなくなった(泣)。というわけで、現在324Dはキハ48系またはキハ40系気前車で運行されている。幸いにして(?)改正後も、オリジナルカラーではないが昔ながらの国鉄型車両だ。ちょっとノスタルジックな旅を楽しみたい。

知らない外国を動きまわる

知らない外国を動きまわるのは何といっても、キャスターのついた卜ランクに限る。それもハードカバーの軽くて堅牢な奴に限る。最初の頃は、サムソナイトの死ぬほど重いトランクだった。今では、テント地でつくられた布製の柔らかいケースにキャスターが取りはずしできるものも出きてきた。見るからに軽装で、カジュアルな力ッコで海外に行く時にいかにもよく似合うので、デパートで見つけた途端にすぐに買った。それも大小三種類とも買った。怪いのが何よりの取り得だったが、布地だから鍵をかけておいても、鋭利な刃物の一突きですぐにも破られてしまう。またプラスチックのキャスターがついているが、運んでいる途中で紛失してしまったこともあるし、投げられたのか、重い物を上から叔せられたのか、潰されて壊れてしまったこともあった。幸い、ハードカバーのトランクが次々と軽量化され、なかの収納スぺースにもずいぶん工夫が施されるようになったので、今では外国製の有名ブランドには一切、目もくれないようになった。洋服を収納する蓋の部分には、大抵、エモン掛けが二つついている。